7月にオープンして以来、大きな話題となっている「黒柳徹子ミュージアム」。連日、多くの来館者が訪れている人気のミュージアムをリポート。話題のミュージアムの見どころをお届けします。エントランスを入ると、まずは徹子さんのポップなポートレートがお出迎え。壮大なコレクション軽井沢バイパス沿い、南軽井沢の静かなエリアに誕生したユニークな木造の建物が「黒柳徹子ミュージアム」です。このミュージアムは、テレビ番組「徹子の部屋」などの司会者としても人気の黒柳徹子さんが、これまで大切にしてきた芸術品のコレクションや、実際に着用してきたドレス、着物などが展示されています。吹き抜けの開放的な展示室には、ガラスのペーパウェイトや器、日本の工芸品なども数多く展示され、その一つ一つから、徹子さんの芸術的センスや美学が感じ取られます。室町時代から嫁入り道具として使われていた犬筥(いぬばこ)。50年ほど前に、徹子さんが京都で出逢って、集め始めました。「眠り猫」は日本の伝統的な民芸品の一つ。ユニセフの活動で海外で活躍することも徹子さんが、日本の歴史や伝統を大切にしている姿勢が感じられます。同じ時代を駆け抜けたアーティストの作品も所蔵品3,500点の中から、毎回200点ほどを展示。オープニングは「HANAE MORIのドレスと黒柳徹子の肖像画」と題して、特別展示が開催されています。特に徹子さんがお気に入りだった花のモチーフのデザインは必見です。また肖像画のコーナーでは、カシニョールや堀文子が描いた徹子さんの肖像画が展示されています。カシニョールには徹子さんご自身が「ぜひに!」とご依頼されたそう。内藤廣氏の設計による木造建築設計は数々の著名な建築を手掛けてきた内藤廣さんが、徹子さんのイメージを盛り込んで作り上げました。日本の在来工法ながら、高度な技術を必要とする複雑な設計。屋根の上部には物干し台からイメージしたという物見台が造られています。建築という観点からのミュージアム見学も、新しい発見があります。黒柳徹子ミュージアムを運営する黒栁徹子記念財団の高木事務局長によれば、今後はトークイベントやワークショップなどの開催も計画していくとのこと。軽井沢の新たな文化発信の場になっていくことに期待したいですね。黒柳徹子ミュージアム住所長野県北佐久郡軽井沢町長倉574TEL0267-31-5011URLhttps://kuroyanagitetsuko-museum.com/