軽井沢ブループラークの取り組み軽井沢にはブループラークという歴史を大切にする制度があります。歴史的建造物や作家や文化人らにまつわる建物に、イギリスに倣って、銘板を掲げる制度です。この取り組みにより、世代が変わったり、持ち主が変わっても、その建物の歴史を知り、大切に守り使っていこうという意識を持つようになった例も多くあります。また建物がなくなっても、そこに残された物語だけでも受け継いでいこうという目的で、銘板が掲げられている場所もあります。現在、町内には100件ほどが認定されていますので、ブループラーク巡りもおすすめです。明治四十四年館 (旧)軽井沢郵便局舎1911年に旧軽井沢銀座通りに、軽井沢郵便局として建てられた二等郵便局舎。この建物は1968年からは、観光会館として長く使用されていました。取り壊しの危機にあいましたが、塩沢エリアに移築保存され、現在は深沢紅子野の花美術館として活用されています。日本基督教団軽井沢教会1912年にカナダ人宣教師のダニエル・ノルマンらによって設立されました。設計は軽井沢でも数々の名建築を残したウィリアム・メレル・ヴォーリズです。今も教会として、信者を始め地元の人々にも親しまれてます。睡鳩荘1931年に、実業家・朝吹常吉の別荘として、建築家のW.M.ヴォーリズが設計しました。フランス文学者の朝吹登水子もこの別荘を使用しています。もともと旧軽井沢にあったものが、塩沢湖畔に移築されました。上流階級だった朝吹家の別荘ライフが伺い知れます。聖パウロカトリック教会1935年に、イギリス人のウォード神父の依頼で、建築家・A.レーモンドの設計により建てられました。レーモンドの故郷、チェコの素朴な教会を思わせる外観が軽井沢の風景にマッチしています。内部はレーモンドの特徴ともいえる丸太の梁が印象的です。旧スイス公使館(深山荘)1936年頃に、アパートメント別荘として建築されました。第二次世界大戦中の1944~45年には、スイス公使館として使用されています。現在は軽井沢町が所有し、外観のみ見ることができますが、内部は一般公開されていません。